NPOのSNS運用:ボランティアと寄付を集めるプラン
ほとんどのNPOは、善意に支えられてSNSを運用しています。日曜日に1時間だけ手が空くボランティアや、会議の合間に作業するコーディネーターです。その1時間をうまく使えば、それで十分です。ここでは、その1時間のために組み立てたプランを紹介します。どこに何を投稿するか、最初の投稿からお礼まで募金をどう進めるか、そして数人で互いの作業を邪魔せずに仕事を分ける方法です。
Rodolfo MotaSPREVA創業者
要点だけ
見せるのは団体ではなく、活動です。支援している人、手伝ってくれるボランティア、今週変わったこと。投稿は週3回、募金の期間中は2週間毎日にして、寄付や参加申し込みの方法をはっきり示します。ボランティアが書いてコーディネーターが承認し、募金ごとの投稿は1つのキャンペーンにまとめ、成果はいいねではなく寄付ページへのクリックで判断します。
支援者がいる場所
SNSによって、届く支援者の層が違います。
| SNS | 届く相手 | 投稿するもの |
|---|---|---|
| 地域の支援者、寄付者、ファミリー層 | 活動の現場の話、イベント、寄付のリンクを付けた募金の呼びかけ | |
| 若い世代の支援者とボランティア | 人の顔、舞台裏、寄付が何に役立つかを見せるカルーセル | |
| 企業、パートナー、専門スキルを持つボランティア | 成果、提携、募集中の役割 | |
| Google Business Profile | 近くで団体を探している人 | 受付時間、イベント、寄付の品の持ち込み先 |
| X、Threads、Bluesky | 記者、活動家、同じ課題に関心を持つコミュニティ | ニュース、声明、行動の呼びかけ |
効果のある5種類の投稿
良い1週間には、次の5種類が混ざっています。
- ひとりの人:支援した人を、本人の許可を得たうえで、本人の言葉で紹介します。
- ボランティア:どんな人なのか、なぜ土曜日を活動に使ってくれるのか。
- 顔の見える数字:1回の寄付で何がまかなえるのかを、言葉だけでなく見せて伝えます。
- 舞台裏:倉庫、キッチン、朝7時のワゴン車。
- お礼:寄付者やパートナーの名前を挙げて伝えます。名前を出すのは、本人が同意してからです。
募金の進め方を1ステップずつ
- 1
募金のキャンペーンを作ります。SPREVAで「冬の募金」のようなキャンペーンを作っておくと、その募金の投稿がすべてまとまります。
- 2
2週間分の投稿を計画します。初日に何が必要なのかを伝え、続く日には現場のエピソード、半ばで進み具合、終盤に最後の呼びかけ、そしてお礼を出します。
- 3
各投稿に寄付のリンクを入れます。トラッキングパラメーターを付けておけば、どのSNSから届いた寄付なのかが自分たちのサイトでわかります。
- 4
キューに追加します。1日に1~2件にして、最後の呼びかけは最終日の朝に予約します。
- 5
終わったらお礼を伝えます。集まった金額と、それで何ができるのかを添えます。
書くのはボランティア、承認するのはコーディネーター
ボランティアは編集者として招待します。編集者は投稿を書いてレビューに回せますが、公開はできません。コーディネーターがパソコンやスマホから1件ずつ承認するか、メモを付けて差し戻します。誰も見ていない投稿が公開されることはなく、仕事も分担できます。レビュアー以外は1人につきプランのシートが1つ必要で、レビュアーは無料です。チームでSNSを運用する方法:ロール、承認、公開できる人。
理事会が先に確認したいとき
声明や、弱い立場にある人についての話など、デリケートな内容を扱うときは、承認をオンにして、代表や理事をレビュアーとして招待します。すべての投稿はその人のOKを待ち、公開日時までに誰も承認しなかった投稿は公開されません。レビュアーはプランのシートを使いません。
人の話を、配慮をもって伝える
支援している人たちは、コンテンツではありません。誰かについて投稿する前に、次のことを守ってください。
- 書面で許可を得ます。投稿がどこに載るのかも伝えます。子どもの場合は保護者の同意が必要です。
- 同情ではなく、尊厳を伝えます。助けを必要としている人ではなく、何かをしている人として見せます。
- 本人に害が及びかねないものは載せません。必要がなければ、顔、住んでいる通り、学校は出さないでください。
何を測るか
いいねはうれしいものですが、多くを語りません。見るべきは、寄付ページとボランティア募集ページへのクリックです。「分析」をその募金のキャンペーンで絞り込み、募金前の数週間と比べます。そうした訪問が何につながったかは、寄付を受け付けているサイトで確認できます。SNSキャンペーンを計画し、成果を追う方法:最初の投稿から結果まで。
次の募金を計画する
次の募金のキャンペーンを作り、ボランティアを1人、編集者として招待して、最初の1週間分をキューに入れてください。どのプランも7日間のトライアルから始まります。
よくある質問
NPOはどのくらいの頻度で投稿すればいいですか?
週3回投稿していれば、目に留まり続けます。募金の期間中は、その2週間、1日1~2回です。
ボランティアはパスワードを知らなくても投稿できますか?
はい。ボランティアは自分のログインでSPREVAを使い、各SNSのパスワードを見ることはありません。活動を離れるときは、その人を削除してください。
公開前に誰かが投稿を確認できますか?
はい。承認をオンにすると、すべての投稿がレビュアーを待ちます。レビュアーは承認するか、メモを付けて差し戻します。
動画は必要ですか?
いいえ。写真と飾らない言葉だけで、NPOの活動は十分に伝わります。活動の様子をスマホで撮った短い動画があれば、リールやTikTokで役立ちます。
SNSでの募金がうまくいったかどうかは、どうすればわかりますか?
「分析」をその募金のキャンペーンで絞り込めばクリック数とリーチがわかり、そうした訪問から届いた寄付は寄付サイトで確認できます。
執筆者
Rodolfo Mota
SPREVA創業者
ポルトガルでSPREVAを開発しています。Studio、エージェントが使うツール、そしてそれを支える公開の仕組みを手がけています。
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